2016年04月03日

新年度そして新学期

4月になって新年度になりました。私が以前勤めていた会社は
決算が2月で新入社員も入ってこなかったのでこの時期特に
新年度を意識はしなかったのですが、やはり年度末と年度初め
は何かとバタバタします。そんな中、3月末に決算賞与の支給が
ありました。前会社は夏・冬の賞与も寸志程度しか出なかった
ため決算賞与がいただける会社に感謝です。ありがたいです。
私は給与担当なので計算やら準備で何かとバタバタはしましたが
それでも明細を見るとしんどいけど頑張って良かったと思えます。
何のために仕事しているかと言えばお金のため。お金で報いて
くれる会社に更に報いるべく頑張らねばならないと思いました。
4月1日は新年度ということで帰りの電車では新入社員の団体を
ちらほら見かけました。みなリクルートスーツに着られている
感じでフレッシュでまぶしいですね。ガンバレ新社会人!
3月は仕事もプライベートもとにかく忙しかったので、今週末は
何も予定を入れずに新学期に向けて娘の身の回りの片付けを
行いました。まーゴミがたまる、たまる。ゴミ屋敷か、うちは!
おもちゃもだんだん使わなくなってきて棚のスペースも整理
しました。4月から3年生になり必要なものも変わってきてます。
良く使うものは手の届くところに片付けやすい形で分類し、
あまり使わないものは上にあげるなどし、いらないものは処分し
娘の部屋もかなりスッキリしました。私の机周りも書類が山積み
になっていたので要らないものは処分しました。定期的に出来る
といいのですがなかなかまとまった時間がとれなくて年1ー2回
になってしまってます。いけませんね。
新年度になって4月10日は早速TOEICの試験を受けてきますが、3月
は花粉症と風邪で体調グタグタになって全く勉強できなかったので
これを片付けてからスタートアップで気持ちも新たに頑張りたいと
思います。薄着になるので身体も引き締めねば!
posted by menchan at 21:28| Comment(0) | 雑記

春琴抄を読む

谷崎潤一郎著「春琴抄」を読みました。不勉強ながら映像では見たことが
あったのですが有名過ぎてあまりにも有名過ぎて逆に読んでなかったです。
映像が語る世界だとちょっと断定的過ぎて、原作の方が余白が多くていいな
と思いました。変態小説が多いと言われている谷崎潤一郎ですが春琴抄も
負けじと変態性が高いです。けれど文中ではその変態性を全く感じない。
流れるような美しい日本語が情景を紡ぎ出し淡々と物語は進んでいきます。
二人の共依存とも言える変わった嗜好性の高い愛に美しささえ感じてしまう。
また私という第三者を語り口に登場させ、その私が語る「春琴伝」を元に
まるでそれが本当にあったかのような手中は本当に上手いです。やられた。
描き方も実験的で、句読点や段落がありません。昔のかなで書かれた文学
のような手法を用いながら読みにくいと全く感じさせないリズミカルな文。
「鍵」は日記でカタカナを用いて書かれていて正直これは読みにくいと
思ったのですが「春琴抄」は全くそう思いませんでした。
性的な描写は全く描かれてないのですが、官能的で優美な世界が文章から
滲み出ておりエロティシズムを感じます。素晴らしいです。
また春琴と佐助の間に生まれたであろうと思われる子3人の子も結局誰の子
か断定はされておらず、読者にそのような行為があったであろうと推定させ
その師弟関係からどのような過程を経て子を宿すに至ったのか、明記して
いないところが読者の想像力を掻き立て逆にエロスを感じます。上手い。
物語は出来た瞬間は半分、後の半分はもう読み手のものであり、読み手の
自由度を谷崎潤一郎は楽しんでいるかのような余裕すら見えます。天晴れ。
文章の運びが現代の作家と全く違います。いやーすごいわ。
春琴が美貌を失い、佐助のとった行動は現実的ではないし、ある意味究極で
お話の世界のものではありますが自分では容易に実生活で経験し得ないこと
をお話を通して経験し、体感し、想像力を掻き立てる。それが文学の醍醐味
であり面白さなのだと思います。何より言葉が本当に美しい。
春雨に打たれて散りゆく桜の香りを嗅ぎながら春琴抄に酔いました。
谷崎潤一郎は全集を持っていますが、今年著作権が切れて電子書籍で無料、
もしくはそれに近い値段で出てます。美しい変態世界に酔いたいと思います。

posted by menchan at 21:12| Comment(0) | 雑記