2017年05月05日

「モアナと伝説の海」を見てきました。

娘と一緒に「モアナと伝説の海」を見てきました。結論ディスニーやるなーです。
甘っちょろいハッピーエンドばかり作っていると思っていた私はごめんなさいと
言わざる得ない結果と相成りました。娘が生まれてから、彼女が一緒に映画を
見に行けるような年齢になってから、子供向けの映画を一緒に見るにつれて、
「子供にも見れる映画は決して子供向けに作っている訳ではなく却って質が高い」と
改めて気づかされています。分かりやすくて丁寧でそれでいて核心をついている。
これがR15指定の映画だと「行間を読め」だの「あとは観客が作るのだ」みたいな
適当な誤魔化しが入ったりして、まあそれはそれでいいんですが、子供でも見れる
映画ですからねー直球勝負ですよ!侮れませんぞ。
プロットは単純ですし、ググれば幾らでも出てきますので此処には記しません。
私がまずビビった点「次世代の女性リーダーに向けて描かれた作品」だと言うこと。
そして主人公が目指すものは単なる自分の夢とか目標とか好奇心だとかそういう
小さなものではなく「村を守る」ことでありそのために伝統をぶち壊す覚悟で
海に出る。これが素晴らしいですね。こういう話はこれまであったとは思いますが
女性が主体になったものはないと思います。しかも助けてくれる人はほぼいない。
頼りのマウイも肝心なところで逃げ出してしまう(後でちょろっと出てきます。)
プリキュアなら仲間も居ますがモアナの彼女の支えは自らの信念と心の声のみ。
亡くなったお祖母ちゃんとの対話に支えられるっていうあり得ない強さですから。
お祖母ちゃんにも「もう島に戻ってもいいんだよ」と言われますがそれでも彼女は
今日も行くー戻ったところで問題は何も解決しないと心の声が知っているから。
彼女は海に運命に選ばれし人間だから。うー強すぎる!モアナ強すぎる!
けどなー自分に置き換えて見てたんですよ。別に私は海に選ばれた訳でも運命に
導かれた訳でもないんですが、日々様々な困難に直面したりしてへこたれたり、
ダラダラ愚痴を言って気持ちを誤魔化して飲んだくれたりしてるんですが、
けど目の前のことから逃げずにそれは自分の本意ではないかもしれないけれども、
誰かのために何かのために毎日生きてる、それでいいではないか、迷わず進め!
とモアナに言われた気がしたんですよ。気が付いたら年甲斐もなく泣いてました。
情けないですが・・・色々しんどいんですよーけどまぁやらなきゃならないこと
人それぞれに抱えてんだなと思ってて私だってその例外ではないわけですから。
たぶんDVDが出たら買いますね。これ、中々疲労した肉体と精神に効きますよ。
モアナの真直ぐな強さだけではなくマウイの勝手な振る舞いが神を怒らせてしまい
呪いをかけられたなんつー下りも日本書紀とか国生み神話的な要素もあって結構
面白いです。自然には八百万の神が宿り、人間がその神を支配しようとした結果
村が存亡の危機にという展開もまた現在の自分たちを見ているようでもあります。
最後に印象的なシーン。歴代の村長が高台の丘に石を積んでいくシーンがあるの
ですがモアナは新しい村長として石は積まず貝殻を積むんですね。それがまた、
これまでの伝統を打ち破って未知を恐れず道を切り開いてく彼女のパワーを象徴
してたように思います。父親が出来なかった伝統を守って村に籠っているだけでは
出来なかった村人や村を救うことに挑んでいくモアナの決意と苦悩とそして覚悟
は経営難に苦しむ多くの経営者に対してもちょっとした指標になると思いました。
それにしてもディズニー侮れん!時間のあるリーマンは是非見た方が良いですぞ。
posted by menchan at 20:20| Comment(0) | 雑記