2018年12月12日

「色とりどりの親子」を見てきました。

先週の土曜日に「色とりどりの親子」を見てきました。12月1日いうことで
毎月1日は映画の日やし土曜やし折角なんで娘と一緒にデートしようとなり、
スカイビルまで行ってきました。シネリーブル一人ではしょっちゅう行って
ますが娘と一緒に行くのは初めてかな。シネコンでやってるような映画しか
今までは一緒に見てこなかったんですがマイノリティの子を持つ親と子を
描いた話やいうことで字幕やけどもう理解できるかもと思て無理やり連行。
分かりやすい映画もいいですが分かり辛くとも一場面でも覚えていて後で
何やったろうと振り返るシーンがあるなら見に行った価値あるかな思います。
いい映画いうより私がもう感じすぎてしまってしばらく放心状態だったん
ですが今はちょっと落ち着いていいドキュメンタリー撮ってもらい感謝です。
6組の親子どれもそれぞれに感じることがあって上手く記録できないのですが。
LGBTの著者から思うこと、私は最近正直、性も結婚も嫡出子もどうでも良い
と思っていて大事なのは人を好きになることで好きな人と一緒に居たいと思う
ことで、ともに命を育んでいくことなのでそれが必ずしも生物学上の異性で
ある必要もないし、絶対籍を入れる必要もないし、結婚した異性から生まれて
こなくてもそれはそれでいいんじゃないかと思っています。自分も夫と結婚
した頃、かなりの年の差があって外野に色々と言われました。子供を身籠った
時も何もしてくれない人たちが心配した振りをして心無い事を言ってきたり
しました。家族のカタチもそれぞれでこうでなければならないはもうあまり
意味をなさないんじゃないかなと思ったりしています。逆にこれまでの形に
ハマった家族のカタチだから幸せというものでもないですし。そんなことを
ずっと考えていたので著者が同姓と結婚し代理母に子供を産んでもらって、
好きな人とその子供を育てているいう場面にいたく感動しました。
こうでなければ結婚したらダメとか結婚してないと子供を産んだらダメとか
そういうのもうなくなっていくといいんじゃないかと思っています。
どんな状況でも愛する人と一緒に生きて幸せでどんな状況でも生まれてきた子
が嫡出子じゃなくても愛に溢れた環境で育っていくといいなぁと願います。
低身長症のカップルが結婚して子供を身籠るんですが母親が低身長症の子が
遺伝的に生まれる可能性についておびえたり心配してたり全くしてなくて
寧ろその方が良いとインタビューで言っているのに清々しい強さを感じました。
私達は五体満足で生まれてくるのが一番幸せだと勝手に決めつけている。
でもどんな状況で生まれてきても結局その後どんな環境でどう育つかの方が
大事なんであって自分達の子供である以上大事に育てて愛し抜いていくという
自信を感じました。その強さにウルウル。
自閉症を育てている母親にも感じるものがありました。身近に自閉児がいる環境
で育ったので親の苦悩も分かるしあの時こうだったら良かったんではないか、
とか思うことも沢山ありましたがそれは誰にも分からない。最良の答えなんて
周りが決めれることでもないのかもしれない。ただ自閉児が自閉児同士言葉は
出来なくともパネルやパソコンを使ってコミュニケーションを取り意思疎通して
友達になっている様には驚きました。健常児ではないことは事実で現実ですが、
それならば何も出来ないかというとそうじゃないしその可能性を光を探り続けて
いく両親には同じ親目線でグッとくるものがありました。
ダウン症の子を持つ母親の「限界を感じている」にも胸に迫るものがありました。
夫が学校でダウン症の子を受け持っていたことがありよく聞いてたのですが彼らの
優しさ、純真さ、優れた面々には本当に心洗われるものがあり親は育てているうち
にその子がかけがえない存在になると。それは子供を持つ親が皆感じる感情と同じ
かあるいは大変なこともある分それ以上なのでしょう。映画で出てきた親子は、
ダウン症だからといってこれだけのことが出来るんだという可能性を突き詰めて
行く感じがあり子供もそれに答えているようでしたが限界を感じた時に改めて、
障害を持っているという事実を拒否してきた現実に向き合うのかもしれないと
思いました。これは本当に難しいと思います。
いずれにしてもこうであるべきとかこうに違いないとか勝手な想像や思い込みで
自らの価値観押し付けて決めつけるのは何か違うと思うし息苦しさを感じます。
マジョリティやろうとマイノリティやろうと人の幸せは人の数だけあってその人
自身が感じることで誰かが勝手に決めることでも同情されることでもない。
映画が終わって同ビルの空中庭園へ娘と一緒に行って世界ビールを飲み大阪の街を
見下ろしながらそんなことを私自身は感じていたのですが、娘はどやったかな。
割と重たい内容ですがお涙頂戴でもなく淡々と描いた良質の作品やと思います。
posted by menchan at 22:17| Comment(0) | 雑記