2011年09月29日

大増税時代に備える

民主党が東日本大震災の復興財源を捻出するための臨時増税案を決定しました。
私達の生活に密着するところでは所得税・住民税・たばこ税が増税になるようです。
元々年金や社会保険料は増加の一途をたどっていますし、消費税も近いうち上がる
でしょうから文字通り「大増税時代」に突入することになります。
うちのような共働き家庭にとっては夫も妻も所得税・住民税・年金保険料等を払って
いますから二重苦になるわけです。逃れる訳にもいきませんからなるべくフットワーク
を軽くしておくことが大切かなと思っています。フットワークを軽くすることとは
生活に最低限必要なお金のハードルを下げることです。今はデフレなので生活
するのにお金はそんなにかからないと思います。食べ物も衣料品もかなり安い。
ちなみに私のソックスは78円です。秋物セーターは500円。結構着れます。
安いからと言って質がそんなに悪い訳でもありません。贅沢をしなければそんなに収入
がなくても生きていけます。我が家では私がFPの勉強をした頃から生活にかかるお金を
洗い出し、本当に必要なものを洗い出し生活設計するようにしています。
我が家が諦めたのは車の所有と新築住宅の所有です。最近FPの間では住宅の所有はリスク
が伴うので一生賃貸でいいんじゃないかという意見がちらほら聞かれますが賃貸でも生涯
払い続けるとなると結構なお金になります。また一人暮らしならいざ知らず家族が増える
とそれなりの広さの賃貸を借りる訳ですが家賃も高額になってきます。
そのようなことを配慮して我が家は住宅に関しては中古の格安物件を所有する選択を
取りました。住宅に資産価値は求めません。快適に暮らせればそれでいいので家賃の
前払いと思い貯金を叩いて手元に多少キャッシュを残してローンを組みました。
10年ローンを組みましたが大した金額ではないので来年には全額返済予定です。
いざという時に経費なしで住む場所があるという安心感は大きいです。
広さは通常の3LDKマンションと遜色ありません。例え地震や水害が起こって潰れても
元が取れるくらいの保険に入ってます。室内は新築同様ですので住むには十分満足です。
車の所有については色々な意見がありますがこちらもFPの間では所有しない方がお金は
貯まるので所有しない意見が主流になってきています。今はレンタカーなど色々あります。
カーシェアリングも普及してきているようですしメリットとデメリットを考えて手放す
人も多いようです。我が家では車を持つことの便利さとお金を天秤にかけた場合に
二人とも免許はあれど運転もしないので文句なしに要らないという結果になりました。
この二つだけでかなり経費は浮くのですが私が考えているのは自分達の生活を自分達で
極力自炊するということです。将来的には家庭農園で食べ物も作りたいと思っています。
子供のお稽古事や塾に通う費用も夫婦で協力して教えることによって浮かしたいです。
主人は元教員ですので子供の勉強指導については期待しています。英語の勉強は
子供と一緒に私も行うつもりです。塾に行かずとも教材は図書館でも借りれますし
昔と違って今は良質な情報が溢れています。指導は十分可能だと考えます。
「ルソー」は子供にとって一番理想の教育者は父親だと言っていますが我が家でも
それを実践出来たらと思います。出来れば子供の洋服なども作りたいですが才能が
ありませんのでこちらは余計コストと時間がかかりそうなので断念します。
このような生活を実践すると月々の必要経費は家族3人で15万円ほどになります。
15万円なら共働きでどんなにゆるく仕事をしていても十分稼げる範囲ですから安心です。
私の計算では二人で働き続けた場合、かなりの額が浮きますので貯金したり投資したり
できます。多少税金が増えても安心です。貯金もインフレが起こっては元も子もない
のでそんなに要らない(ある程度は必要ですが)むしろいつまでもいつでも働ける
元気な身体と積み重ねた経験と知恵に投資する方がいいと考えています。
ただしこのような生活を実践しようとなるとお金よりも時間の方が必要になってきます。
私はワークライフバランスを「仕事」「家庭」「地域活動」の1:1:1にしたいと考え
ています。すなわち仕事はそんなにガツガツやらない主義です。仕事をガツガツやると
家庭で子供と一緒に勉強することが出来ません。地域活動にも参加できません。
お金を沢山儲ける分税金で毟られますし、本来自分が出来ることもお金を出して他人に
任せなければならないようになります。
前ポストで「エンデの遺言」について書きました。お金のあり方を考えることは
すなわち自分達のライフスタイルを考えることに繋がると思っています。
増税されてもそんなに収入がなくてもあくせくせずに精神的に豊かな生活が出来る
方法はあると思っています。今後も模索して自分達の生活に反映していきたいです。
くだらない見栄にお金をかけないことも大事ですね。お金は本当に価値のあるものに
投資したいものです。
posted by menchan at 12:57| Comment(0) | FP

2011年09月26日

「エンデの遺言」を読んで

「エンデの遺言」を読み終えました。ミヒャエル・エンデはドイツの童話作家で
代表作に「モモ」や「終わりのない世界」などがあります。彼は生前にお金の
あり方について根源からの問いを投げかけていて「地域通貨」などに今後のお金
のあり方の可能性を探っていました。読み終えて色々思ったことを記しておきます。
私がFPの勉強を始めるきっかけになったのは住宅の購入からでした。知らなければ
損をすることが沢山ある、無知であることはそれだけで社会生活において遅れを
取っており損をしていると思ったのです。実際にこの世の中は頭のいい人の良い
ように作られていて多くの人は搾取されています。当時は搾取される側に回りたく
ないというのが勉強を始めたきっかけでした。
今年の5月に一応目標だったFP2級の資格を取り現在は1級に向けて勉強中ですが
お金のことを色々と勉強するうちに一体こんなややこしい仕組みに誰がしたの??
と思うようになりました。お金は今や交換手段としての貨幣という価値よりも
お金そのものの価値が膨らんで、マネーの暴挙に私達は晒されています。
誰もが将来の不安から貯金し自分達を守ろうとお金を必死に貯めこもうとする。
それはそれでいいのですが、そんなことをして自分だけ幸せになったところで
どうなるん??という疑問が常にありました。勉強を進めるうちに私の目標は
少しでも沢山の人が自分の労働に見合った対価を得て最大限の幸せを得る手助け
をすることと思うようになりました。こっちが損だとかあっちが得だとかそういった
類の話ではないです。誰かが得をすると結局はどこかで誰かが損をしているのです。
そうではなくて住んでいる地域が自立し、自分達のことは自分達で行い、国や政治
に左右されないようなコミュニティは出来ないものだろうかと考え始めました。
この時に主人から「エンデの遺言」の話を聞きました。実際アメリカやヨーロッパ
には地域通貨や交換リングなどのような仕組みを運用しながら地域の活動や生活を
地域全体で守っていくという動きが多々あります。人が生きるために必要なのは
住むところと食べるものと仕事です。まず基本的な活動の源が地域にあって、
それらに付随するサービスが地域で受けられたら最高じゃないかと思います。
また地域の事業を支える市民ファンドの存在もこれからは必要だと感じています。
資金が必要だと思った時に資金の出所が銀行だけというのではあまりにキツイ。
市民が市民のために自分達のお金を自分達の意思で動かすことが重要です。
私の住む寝屋川市には「げんき」という地域通貨があります。NPOが主催する各
サービスの授受や加盟している商店街などで使うことができます。
とてもいい仕組みだと思います。現在受けられるサービスは限られていますが
toka!のようにサービスの等価交換を行うような仕組み作りをしても面白いと
思います。誰もが何らかの形で人の役に立てる、私ならFPの知識と着付の腕が
あります。ITに関することも少なからず人の役に立てるくらいの技能はあります。
仕事にして食べて行くほどではないけど、人は必ず何か出来ることがあります。
そういうことを登録しておいて交換していく、やりとりは地域通貨で行う。
そして地域通貨で生活に必要なものを得るといったことが出来れば仕事、仕事で
お金儲けばかりに走らなくても人は人の役に立ちながら豊かな暮らしが出来るの
ではないかと考えています。今は働きながら小さい娘を育てていて具体的な活動
が出来るほどの時間的な余裕がありませんが、将来そのような町づくりの一環を
担う活動ができればと考えています。今はそのためのスキルを磨く時期なのかも
知れません。
posted by menchan at 12:44| Comment(0) | FP

2011年09月08日

資格について

FP資格ってお金になるの?具体的に仕事はあるの?という質問を受けたことが
あります。残念ながらFP資格だけでは仕事があるとは言えないと思っています。
日経ウーマンサイトで連載中の「どん底経験FP花輪陽子のお金に困らないで生きるには」
は結構面白くてなかなか読んでて為になりました。リンクしておきます。

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20110323/110436/?ref=skillup-qualification-shin

私は今年から来年にかけて一気に資格を取ってやろうと思いこの1-2年を資格の年と
決めて色々な勉強を頑張っています。けれどそもそも資格だけで飯が食えるなら苦労
しない訳です。かといって実務経験だけで飯が食えるのかと言えば同じ会社にずっと
勤めることを前提にしているならそれもありかも知れませんがそうではない場合、
すなわち転職を余儀なくされた場合は、実務経験+資格があった方がいいと思います。
資格は努力をした証でもあるし、一定の知識があるという証明でもあります。
私は今までどちらかというと資格よりも実務経験重視派だったので資格は積極的に
取ってきませんでした。けれど今の自分の市場価値を考えた時にやはりある程度
業務に関連する資格は取っておいた方がいいなと考えるようになりました。
具体的に転職活動をしているわけでもありませんが私はいつも自分のキャリアが
市場でどれくらい有効かをチェックするために転職サイトに幾つも登録しています。
資格マニアのようにただ資格を取るだけの試験勉強ならあまり時間をかけても意味が
ないですが自分の実務に即している、或いは自己実現として夢を叶えるためにの勉強
なら十分に頑張る価値はあると思っています。

私が今勉強しているのは簿記2級です。これは間違いなく私の業務に必要で、仮に
同職にそれなりの待遇で転職するとなった場合最低限必要な資格です。経理・財務の
仕事をやってきて今まで取ってなかった事を後悔するくらいです。
次に目指しているのがFP1級。こちらはどちらかというと実務を考えてというより
将来の自己実現のため、今の自分の生活プランニングのためと言った方がいいです。
子育てが一段落したら自分でやりたいと思っていることがあるのでそのために必須です。
また経理だけでなく、財務・総務・労務等々の仕事に関連する知識も多いので勉強して
損はないと思っています。2級は既に取得済みですので次は最高峰の1級です。
IT系の資格も一つは取っておこうかとITパスポートも検討しています。
最後にTOEIC。これは実務だけでなくこれから娘が大きくなって小学校で英語を学ぶ
際に自分が英語も出来ないようでは恥ずかしいなと思っています。
幼い頃から英会話に子供を連れて行く人も居ますが私は出来れば子供と一緒に英語を
学びたいと思っています。以前から学習してて結果を出せてない自分に諦めがつきません。
会計知識+IT+ファイナンス+英語、これが当面2年間でクリアしなければならない私の
課題ですが間違いなくどんな仕事に就いても活きる潰しの利く資格だと思っています。

どんな資格を取ればいいのか?若い頃と違って、時間も限られて、掛けれるお金も少ない
といった制約のある中で敢えて勉強するのですから、将来の自分のキャリアに活きる資格や
将来の自分の夢や自己実現に向けて有効な資格を取っておきたいなと思います。
どうせ取るなら士業などのそれだけでハクがつくような資格にしたいものですが
途中で挫折してしまっては意味がありません。家事・育児・仕事の隙間時間に勉強のできる
資格と言えば今の私には上記の資格が相応だと考えてます。そのうちもっと時間が取れるよう
になれば必要に駆られてもっと高度な資格に挑戦するかも知れません。
ただ着付免状のように本来の自分の趣味だけのために頑張る方が楽しいのは楽しいですね。
posted by menchan at 12:52| Comment(0) | FP